2005年、奈良県で起きた騒音トラブルから「騒音おばさん」として知られるようになった河原美代子さん。
全国的に話題となったこの出来事ですが、実はその背景には隣人の山本さんとの複雑なやりとりがあったようです。
河原さんについては「本当はいい人だった」という声や、逆に「被害者だったのでは?」という意見もあって、当時の印象とは違う一面も見えてきます。
今回のゴシップラボでは、騒音おばさんこと河原美代子さんと隣人の山本さんの現在やこのトラブルのきっかけや経緯について、徹底的に調査しました!
- 騒音おばさんの現在は?
- 騒音おばさんの隣人「山本夫妻」の現在は?
- 「引っ越し、しばくぞ」騒音おばさんの真相がヤバイ?
という内容でお伝えします。
是非最後までお付き合いくださいませ。
とっても気になる~!
騒音おばさんの現在は?
ワイドショーなどでも連日報道されるほどの大きな騒ぎとなっていた騒音おばさん。
騒音おばさんこと、河原美代子さんの現在について詳しく調査しましたので、早速みていきましょう。
どんな風に過ごしているんだニャン・・・。
騒音おばさん河原美代子は1年8か月の実刑判決
河原美代子さんが騒音おばさんと言われることとなった事件は、
奈良県生駒郡平群町に住んでいた河原美代子さんと近隣住民のとのトラブルが発端でした。
約2年半にわたりCDラジカセを使ってユーロビートやヒップホップなどの音楽を24時間大音量で流し続けました。
また、布団叩きや車のクラクションを使って騒音を発生させていました。
これらの騒音により、近隣住民に不眠や目眩を引き起こしたとして、
河原美代子さんは、2005年4月11日に傷害容疑で逮捕されています。
「引っ越し、引っ越し」と叫ぶ姿が記憶に残っているよね…。
傷害事件として認定された期間は2002年11月から2005年4月までの2年6ヶ月の期間のことです。
裁判の第一審では懲役1年、第二審では懲役1年8ヶ月の判決が言い渡されました。
上告をした最高裁では棄却されてしまい、2007年4月に懲役1年8ヶ月が決定しました。
2005年から拘留されていたため、判決が出た時点では残りの懲役は3か月となり、2007年7月に満期で出所されました。
認定される期間よりも10年ほど前から河原美代子さんと被害者夫婦との間にはトラブルがあったと言われて、
証拠不十分ということから、事件として認定されていなかったと言われています。
いろいろな思いを抱えながら懲役刑を過ごされたことでしょう。
どうしてこんな事件に発展したんだニャン・・・。
騒音おばさんは現在
河原美代子さんは出所後、自宅に戻り静かに暮らしているようです。
トラブルに発展していた時にも被害者夫婦以外の方には謝ったりされていたようですし、八の植え方を教えたりと親切な方だったことも明らかになっています。
出所後には自宅に住むために謝罪して回ったとも言われています。
本当は常識的な方だったのかなとも思いました。
懲役を受けている間は辛かったでしょうし、そっとしてあげたいですね。
騒音問題とは無縁の生活を送っているんだね。
騒音おばさんの隣人「山本夫妻」の現在は?
河原美代子さんの隣人で被害者とされていた山本夫妻はすでに転居されていると言われています。
あれだけの騒ぎになったわけですから、長くは住めないというのも分かりますね。
また、河原美代子さんの隣人が本当は悪いと知っていた近所の人から冷たくされたため転居したという情報もあるようです。
騒音おばさんの隣人「山本夫妻」の妻は他界
被害者とされた山本夫妻の妻「山本良子」さんはすでに他界しているという情報がありました。
フライデーデジタルによると、
「実は、騒音を訴えた奥さんはすでに亡くなりました。一方で、Aさんはいまもあの家に暮らしています。さすがに年をとりましたが、強面はあのままです。ただ、以前のように騒音をまき散らすことはなくなり、私たちにも平穏な日常が戻っています」
引用:フライデーデジタル
と住民が現在の状況について明かしていたことを報じられていました。
騒動のあった山本夫妻の自宅の現在は?
河原美代子さんの隣に住んでいた山本夫妻の自宅はどうなっているのかは分かっていません。
もしかすると他の人が住んでいるかもしれませんが、全国的なニュースになった場所ということもあり、なかなか住む人が見つからないという可能性もありそうですね。
ちなみに騒音トラブルのあった場所は奈良県生駒市平群町というところでしたが、連日テレビなどで騒がれたということもあり、「平群町安全で安心な町づくりに関する条例」を制定しました。
昼間は65デシベル、夜間は60デシベル以上を騒音と認定して、騒音を出している人には制止命令や警告ができるという条例となっています。
生活音は問題になることも多いので、条例で制定されたのは良かったのではないでしょうか。
条例もできたなんてすごいニャン!
「引っ越し、しばくぞ」騒音おばさんの真相がヤバイ?
実は、騒音おばさんが逮捕されてしまった事件での真相がヤバい?ということが言われています。
騒音おばさんが被害者だったという声もあるようです。
どうしてそのような話になっているのか、詳しく深堀します。
騒音おばさんはいい人?実は悪くないとの声も?
騒音おばさんの事件では、
- マスコミが面白おかしく騒ぎ立てたこと
- 隣人の証言だけがピックアップされた
- 裁判の判決
だけで判断してしまうと真実は見えてきません。
騒音おばさんだけで悪者となってしまったように感じますが、真相は違うということが判明しています。
騒音おばさんはトラブルになった当時家族の介護をしていたことも分かっています。
1968年にお見合い結婚をした河原美代子さんは、旦那さんが「遺伝性の脊髄小脳変性症」を患ってることを結婚後に知りました。
旦那さんとの間に3人のお子さんが誕生していますが、旦那さんからの遺伝によって子供達も同じ病気を患ったことから1人で4人を介護する生活をしていました。
脊髄小脳変性症はドラマ「1リットルの涙」の主人公の病気と聞くと分かる人も多いと思います。
2000年に長女、そして2002年には次女が亡くなりました。
旦那さんは入院していると言われています。
隣人の山本夫妻は庭灯を設置したと言われていますが、騒音おばさんの自宅をまぶしくてらすためだったようです。
騒音おばさんは明るいと家族が眠れないと、山本夫妻に「囲いを作るなどしてこちらに光が来ないようにしてほしい」と頼みました。
山本夫妻はそのお願いを無視して、早朝から布団を激しく叩くといった嫌がらせを始めたようです。
河原美代子さんは病気の子供達が過ごしやすいようにと布団を頻繁に干していましたが、山本夫妻は「布団叩きがうるさい」と文句を度々言っていました。
更には亡くなった娘の悪口や長男に対して「キチガイ」だと近所に言いふらすといった嫌がらせも・・・。
鍵穴をふさがれたり、玄関をけられたりもしていたといった嫌がらせの度が過ぎていたようです。
河原美代子さんがCDラジカセを大音量でかけていたのも、
「家の中の音を聞かれたくなかったから」
と言われていて、ただ騒音を出していたわけでないです。
介護をするのは本当に大変だと聞くよね・・・。
そんな中で嫌がらせもされる毎日に精神状態が不安定になってしまいました。
山本夫妻に嫌がらせを受けたことへの対抗をしているうちに、
暴言などを言っている動画を証拠として警察やマスコミに提出されたこと
で世間へ明るみになったということが全容です。
河原美代子さんが最初から暴言や騒音を出していなかったというのも分かりますし、山本夫妻以外の近所の人からはいい人と言われていました。
親戚からも介護で弱音や愚痴もはいたことのない人と言われるほど、温かで温厚な人だったのでしょう。
こんな結果になってしまったことがなんだかテレビを見ている視聴者としても考えさせられますよね。
テレビだけでは、わからないものがあるニャン…。
隣人の山本氏の宗教活動が事の発端?
そもそもどうして嫌がらせをうけることになったのかも気になります。
実は、山本夫妻から宗教への勧誘をされた河原美代子さん。
創価学会の信者だった山本夫妻が勧誘をしたものの、勧誘を拒否したことが嫌がらせの発端だと言われています。
宗教は自由ですが、しつこく勧誘してくる人もいるので迷惑をしている人もいますよね。
しつこく勧誘された際に、創価学会の信者を怒らすような発言をしてしまったのでは?とも言われていますが、真相は定かではありません。
宗教への勧誘なども問題視されているので、河原美代子さんも迷惑だったのでしょうね。
ちょっとした行き違いだったのかもしれないね。
騒音おばさん事件の影響
2005年の騒音おばさん事件は、ただの近所トラブルで終わらず、騒音がもたらすストレスや健康への影響が社会的に注目されるきっかけになりました。
事件を機に、騒音問題に関する法律や条例の見直しが進みました。
騒音規制法では音量の基準が明確化され、違反者への罰則も強化。また、前述したように自治体では「生活環境保全条例」を制定するなど、住民が問題を解決しやすい環境が整えられるようになりました。
また、この事件が全国的に知られるようになったのは、テレビやネットを通じた報道の影響が大きいと言えます。
「引っ越し、引っ越し」と叫ぶ姿が繰り返し取り上げられ、河原さんのイメージが一方的に作られるきっかけにもなりました。
その一方で、ネットでは「実は彼女が被害者だったのではないか?」という意見も広がり、事件へのさまざまな見方が生まれました。
この出来事は、メディアが社会に与える影響について改めて考えさせられるものとなりました。
また、2020年には『騒音おばさん』がモチーフの映画『ミセス・ノイズィ』が公開されています。
この映画は騒音トラブルをテーマに、隣人間のすれ違いや、そこに潜む人間関係の複雑さを描いた作品です。
映画では、騒音問題だけでなく、それを通じて見えてくる人間ドラマや、互いの背景を知らないままにすれ違っていく人々の姿がリアルに描かれています。
この作品は、騒音問題に直面する私たちに「本当に大事なものは何か?」を問いかけ、事件をより深く考えるきっかけを提供しています。
騒音おばさん事件の社会的な影響を振り返る上で、興味深い視点を与えてくれる一作と言えるでしょう。
映画『ミセス・ノイズィ』はamazonプライムで見る事が出来ます↓
色々と考えさせられる事件だったニャン。
騒音おばさんがモチーフの映画があったとは知らなかった…!!
まとめ
この記事では、騒音おばさんと言われていた河原美代子さんと、隣人の山本夫妻のトラブルから事件となった経緯や現在についても紹介しました。
人の心は複雑なので、言い方だったり、思い違いなどでも大きな問題になることがあります。
この記事を読んだ方がマスコミやSNS、宗教の在り方まで考える機会になったらいいなと個人的に思います。
河原美代子さんが少しでも心豊かに過ごせますように。
今回の「ゴシップラボ」は以上です。最後までお読み頂き、ありがとうございました!
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